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そうじのおとも
¥1,650
*「しんしん」はご好評につき終了致しました。
ナカニの注染手ぬぐいを作る、糊置き作業を担当しております、足立さちです。職人がイチから作る、日本の四季をテーマにした手ぬぐい第9弾。
●▲■の形に重ねて表現した2柄の手ぬぐいです。
師走。
年の瀬。
ひとつの節目ですね。
時の流れに四季と風習の重なりを感じられる日本の暮らしは、私にはとても心地いいものです。
ナカニの注染・糊置き作業を担当しております足立さちです。
職人がイチから作る、日本の四季をテーマにした注染手ぬぐい。
●▲■のかたちに重ねた冬の2柄です。
●▲■ しんしん(黒と白)
*追加生産の予定なし
“しんしん”は、あたりがひっそりと静まりかえっているさまのこと。
この言葉の響きが私はすきです。
『しんしんと降り積もる雪。』
『夜がしんしんと更けていく。』
そのしんしんとした様子は、日本の四季の中でもとりわけ冬には感じられる気がしています。響きもいいけど、その様子もまたいい。
落ち着いた色味を選び、”しんしん”の魅力を表したいなと思いました。
●に月のうさぎ。▲は合掌造りの家で過ごす人々。■の上では雪遊び。
しんしんと降る雪の中で暮らす日々の音が聞こえたらいいなと思います。
●▲■ そうじのおとも(茶)
*追加生産の予定なし
12月13日は煤払い(すすばらい)の日。
煤払いとは1年の汚れを払って、年神さまを迎える清浄な空間にすること。江戸幕府がお城の煤払いの日と定めたことが、一般に広まったのだそう。これが、年末大掃除の由来とも言われています。
江戸時代から掃除には、ほっかむりの手ぬぐい、ほうき、雑巾は『そうじのおとも』だったようです。●にはほっかむりしたお姉様、▲はほうき、■には雑巾を描きました。
現在は、様々な掃除道具が編み出され、用途や生活環境によって使い分けます。暮らしのあるところに掃除は大事な習慣だと自分で自分に言い聞かせます。日本にある歴史的な習慣としても、暮らしの習慣としても、大事だと思います。だから、年末大掃除の時期である冬の図案として取り入れました。
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●▲■に何を重ねよう…。
仕事をしながら、
本をめくりながら、
陶芸教室でも土を触りながら、
人と話しながら、
季節の変化を感じながら、
世の中の出来事に関心を寄せながら、
頭の中でぐるぐると
1枚の布に描く形に思いを巡らせます。
私の日々はこの繰り返し。
ピカーン、と電球が頭の上で光ったとき。
それが形にできたとき。
誰かとその思いを共有できたとき。
考える動物であることの喜びと、
それを表現する環境があることへの感謝を目の当たりにします。
もうちょっとこの日々を紡いでいきたいなとも思います。
…なんてずいぶん長生きした人が思うような、一丁前な考えを抱きます。
そんな日々から生まれた2枚の注染手ぬぐいです。
よろしければ手に取って、触って、見ていただけたら嬉しいです。
こころと体を大事に、
どうか引き続き良い冬をお過ごしください。
そして、良い2023年が迎えられますように。
関心を寄せていただいたすべての方に感謝を込めて。
●▲■注染手ぬぐい製作者
注染手ぬぐい板場担当
あだちさち
〔サイズ〕約33×88cm
〔素材〕綿100%
*生地は、にじゆらの手ぬぐいと異なり、特文を使用しております。太めの糸で生地が分厚く感じ、しっかりした印象を持ちます。
〔おしらせ〕
*こちらはネコポス便でお届けの商品です。宅急便をご希望の方は下記URLからオプション指定をお願いします。(代金引換決済/お届け日時をご指定の方)
https://nijiyura.net/items/5dc4d83be39007566e5ac8e4
*手染めの為、色の出方が異なる場合がございます。
*当社規定の染難以外の理由での返品は出来かねますので予めご了承ください。
*お使いのパソコン・スマートフォン・タブレットによっては色が異なりますので、 何卒ご了承ください。