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オンライン限定柄 新作までのストーリー【前編】

染工場ナカニの職人さんは、お客様の依頼を受け、注染でできる限りのご希望に沿うように染めるのが通常のお仕事です。
『こんなんしたいな』『あんなのしたらどうなるかな』といった想いを反映するということは、ほとんどありません。
しかし、にじゆらはデザインの方向性が大方決まると職人さんに相談をし、レイアウトや色の相談をしながら作りあげていきます。それが私たちの魅力の一つで、現場との距離がとても近い。他の手ぬぐい屋さんではあまり見かけない光景です。
その中でもオンラインショップ限定柄は、さらに掘り下げ、職人さんたちの「染めたいものをデザインする」というコンセプトのもとに手ぬぐいができあがる企画です。

第4弾となる今回は女性の職人、木下さんに参加してもらいました。
彼女からでた想いは、『ファッションアイテムとしての手ぬぐい』『絞り染めのようなデザイン』『何色かカラーバリエーションがあったらいいな』というものでした。
休日に自主的に染めの勉強も行うほど熱心な彼女からのリクエストを叶えるべく、ここから企画のはじまりです。

「絞り染めを注染でどうやって表現する??」
「あの何とも言えないステキな風合いをだせるかな~?」
染めの技術的な部分とデザインのまとまり、それぞれの担当から経験を重ねた議論が進みます。

そんな感じであれこれと話は進み・・・
「注染は反物を染めるので、カットする長さは調整がきくんちゃう?!だったらスカーフとして使えるような手ぬぐいはどうやろ~?」
過去の企画で、ファッションとしての手ぬぐいを展開したことを活かし、今回のテーマに沿ってデザイン案を考えていくことにしました。

企画チームは、絞り染めを軸に普段着にも合うデザインをあれこれ考え、ラフデザインをデザイナーがおこします。
それをもとに木下さんと更なる打ち合わせ。お昼休憩もそこそこに、話は進みます。

「和に寄りすぎない方がいいんちゃう?」「普段着に合わせやすいものにしたい」「ここはもっと動きをつけて」など意見を出し合いながら、何度も何度も詰めていきました。

配色は木下さんが提案をしたものも含めて、皆が頭を悩ませました。どれも素敵な配色で捨てがたい・・・悩んだあげく、投票方式にしても決められない・・・
注染はデータと染め上がった仕上がりとでは、風合いが異なります。机の上で悩んでもしょうがない。まずは、染めてみることにしよう!と候補を絞り、サンプル染めへ。
そして、企画チームからデザインを現場の木下さんへとバトンタッチ。

続きは後編へ