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地場の限定コラボ hirali ×にじゆら 手ぬぐい

にじゆらを運営するナカニ染工場がある大阪堺市の毛穴町。
ここは手ぬぐいの産地でもあり、織り工場、晒工場、染工場、カット整理工場、それらが集まって日本でも一番の生産量となっています。
随分と数は減ってきましたが残っている各工場は、手ぬぐいを次の世代へと繋げていこうと奮闘しています。
その中で、私たちと同じようにブランドをもち、手ぬぐいを伝える工場があります。
今回、歩いて数分のところにある竹野染工株式会社が運営するブランドhiraliさんとのスペシャルなコラボ手ぬぐいが実現しました。

きっかけは、合同での展示販売。せっかく一緒に、販売するのだから産地を知ってもらうためにもコラボ手ぬぐいを作りましょう!と、意気投合です。

染める技法は異なれど、手ぬぐいを残したい、地場の産業を残したい。その想いは同じです。
その気持ちが形となり、表裏で色が異なるhiraliのロール捺染と、表裏なく同じ色に染まるにじゆらの注染が合わさりました。

表裏で色が違うけど、表裏の色が同じ?一見、とても理解しがたいですよね。
今回の手ぬぐいが仕上がる流れとして、まずはhiraliさんから染色を行いました。「リバーシブル染色」と呼ばれ、昔ながらのロール捺染という技法で、染色したい場所に糊を混ぜた染料を金型にのせ、捺し染めます。それを異なる色で両面おこないます。この染めを作る職人は日本で、hiraliさんのところだけ。とっても貴重です。
その次に、にじゆらの番です。hiraliさんで染めた長い反物状の生地を手ぬぐいの長さで折り返しながら、防染糊をつけていきます。防染糊は、染色しない部分につける行程です。そして、重なった生地の上から染料を流し入れ、上から下まで一気に染まるように吸引していきます。そうすることで、生地の裏表が染まります。
ロール捺染は、ロール状になっている生地を機械でまわしていきながらスタンプのように捺し染めて表、裏それぞれに違う色をつける。注染は、生地を重ねて束になっているところに染料を流しいれる。
このようにそれぞれ、染色方法が異なっていることにより、一枚の手ぬぐいになった時に、表面と裏面で色が違うくもあり、同じでもあるものになりました。
一枚の手ぬぐいで、なんだかとっても得した気分になれる贅沢な仕上がりです。

hirali...ロール捺染による両面染色技術をもとに、「重ねの色目」という日本古来の色彩文化に着想を得たブランドです。日本の季語をモチーフとした色で表と裏をそれぞれ異なる色で染色し、これまでの手ぬぐいにはない色合いを楽しめます。

デザインはそれぞれの持ち味を活かし、人気のものをかけあわせ、今回だけの色づけをおこないました。
菱の花とyogaの組み合わせは、とっても健康的でヘルシーな仕上がりに。
これから、夏本番。たくさんの技術が詰まった手ぬぐいをフルに活用しませんか。
スポーツや散歩など汗拭きにおすすめです。お弁当を包む時に少しだけ裏の色をみせてもかわいい!

菱の花
7月~8月にかけて白い花を咲かせることから、夏の季語として使われる「菱の花」。柄は入子菱(いりこびし)と呼ばれる文様をモチーフにしました。

yoga
フルーツやナッツと共に、心身ともにリフレッシュできる「ヨガ」をモチーフにした手ぬぐいです。よく見ると、ヨガのポーズをしている人たちがいます。また緩やかな曲線は、ヨガの呼吸の流れを表しています。

※それぞれ生地のサイズが異なりますので、ご了承ください。
hiraliカラー 約34×90cm yogaのモチーフに一部欠けがあります。
にじゆらカラー 約37×90cm